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2010 unbuilt

educational facilities

Akita

miya akiko architecture atelier

S.S. nursery school|S.S. 保育園

秋田県の小学校跡地に計画した保育園です。広々としたのどかな場所に「子どもの居場所」を考えるにあたって、「柱」がつくる林の中のような場を考えました。

「 柱 」は地元の杉材を用いて数種類のサイズをつくり、大きいものは収納にもなります。小さな柱は、泣きたいときに隠れるための拠り所にもなり、誰かに見つけてもらうことができるくらいのサイズです。様々なサイズの柱とその余白は、かくれんぼや友達との人間関係など、見え隠れできる場のなかで様々なことを学び、自分の身体を十分に動かしながらのびのびと成長します。

多感で貴重な時間を空間に閉じ込めてしまうのではなく、空間にまとまりをつくりつつも開放的に、子どもの動きを積極的に受け入れることのできる保育園を目指しました。

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